プロポリスとは

プロポリスは、ミツバチが樹液と酵素成分を含む自分の唾液を混ぜて作った物質のこと。
もともと植物が分泌する樹脂や樹液には、芽を保護したり痛んだ幹を修復したりする働きがあります。
そんな植物の自然治癒力とミツバチの生命力が合わさってできたプロポリスは、まさに「天然の防衛物質」。
ミツバチはこれを大切な巣の入り口や隙間に塗りつけることで、雑菌やウイルスなどが巣の内部へ侵入するのを防ぎ、女王蜂をはじめ何千もの働き蜂や卵を守るのです。

プロポリスの歴史

プロポリスは、蜂だけでなく人間にとってもうれしいフラボノイドをはじめとする成分が豊富であることが、様々な研究の結果明かされています。
しかし、そういった研究がされるよりも、ずっと昔からプロポリスは役立てられてきました。
古くは古代エジプトで、ミイラの保存に使われたり、古代ローマの兵士たちが健康を保つためにプロポリスを携帯して戦場に臨んだりと、さまざまな歴史資料や文献に登場しています。
遥か昔から重宝され経験的にその働きが伝承されてきたプロポリスは、今世紀に入り研究が進み、世界中の人々の健康のために活用されています。